電子情報工学科 教員・研究室:横山 哲郎

革新的なコンピュータシステムの基礎づくりをする
情報を消失しない計算
生化学的な機構を用いた計算や量子論の現象を使った計算では可逆な演算が活用されることも。
可逆な演算は、必ず元に戻せて途中で情報を消失しないという特徴をもちます。
可逆計算を行うコンピュータシステムを構築するために様々な革新的アイデアが提案されております。
主な研究業績・最近の研究業績
- Reversible Computing from a Programming Language Perspective (2023).
- Complete Transition Diagrams of Generic Hamiltonian Flows with a Few Heteroclinic Orbits, Discrete Mathematics, Algorithms and Applications, World Scientific (2020).
これまでに参加した研究プロジェクト
- 2022年度~2026年度 科研費 最小の余剰データをもつ効率的プログラム可逆化に関する研究
- 2018年度~2021年度 科研費 効率性と拡張性をもつ可逆アルゴリズム族の系統的な設計と解析
- 2013年度~2017年度 科研費 関数型の視点からの効率的可逆シミュレーションおよび可逆プログラミング方法論の拡張
- 2010年度~2012年度 科研費 可逆計算系と可逆プログラミング言語の設計と実現に関する研究
- 2005年度~2006年度 科研費 プログラム運算の記述言語の設計及びその実現に関する研究
リンク
オンライン講義「情報を決して消さない新しいプログラミングの世界」
インタビュー:新たな概念のコンピュータの、教科書に載る定理を見いだす
エッセイ:エネルギー問題も解決! 「可逆計算」を使うプログラミング研究
エッセイ:記憶力抜群!エネルギー節約の秘策!?可逆計算とは(南山の先生)
researchmap (研究業績など)