南山大学 理工学部・理工学研究科・理工学研究センター

学科 石原研究室

石原研究室

高速で省メモリな情報システム開発のための基礎理論

情報の表現ひとつで世界が変わる

人間の心の中にある「気持ち」には形がありません。気持ちを誰かに伝えるときには、それを言葉で表現します。そして、同じ気持ちであっても言葉の選び方次第で、伝えた相手との関係が変わってきます。コンピュータで扱う「情報」にも形がありません。なにかしらの方法で表現してやる必要があります。このとき、どのような表現方法を選ぶかがとても重要です。この選び方次第で、100倍速く処理できる情報システムを作れたり、小さなスマートデバイスでもストレスなく動くアプリを作れたりするのです。

情報工学を通じて本質を見抜く力を育てる

当研究室の学生には、情報工学分野の中から比較的自由に卒論テーマを探してもらっています。でも実は、情報工学分野のテーマであれば必ず、なにかしらの情報をコンピュータに処理させる必要が出てきます。このとき、扱いたい情報の本質を見抜き、適切に表現する方法にたどりつけるかどうか。たどりついたときの達成感は、難しいパズルが解けたときの爽快感に通じるものがあります。学生のみなさんには、研究活動を通じて情報工学の楽しさを味わうと同時に、物事の本質を見抜く力をつけてもらいたいと考えています。

担当教員

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 石原 靖哲 教授

〔専門分野〕
 情報工学

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