南山大学 理工学部・理工学研究科・理工学研究センター

電子情報工学科 教員・研究室:石原 靖哲

ishihara_IMG_8884.JPG

石原 靖哲 教授

〔専門分野〕

 データ工学、情報セキュリティ

〔研究テーマ〕

 利便性と安全性を両立させたデータ共有アーキテクチャの開発

〔教員web〕

https://ishihara-lab.is-very-nice.org/

高速で省メモリな情報システム開発のための基礎理論

情報の表現ひとつで世界が変わる

人間の心の中にある「気持ち」には形がありません。気持ちを誰かに伝えるときには、それを言葉で表現します。そして、同じ気持ちであっても言葉の選び方次第で、伝えた相手との関係が変わってきます。コンピュータで扱う「情報」にも形がありません。なにかしらの方法で表現してやる必要があります。このとき、どのような表現方法を選ぶかがとても重要です。この選び方次第で、100倍速く処理できる情報システムを作れたり、小さなスマートデバイスでもストレスなく動くアプリを作れたりするのです。

情報工学を通じて本質を見抜く力を育てる

当研究室の学生には、情報工学分野の中から比較的自由に卒論テーマを探してもらっています。でも実は、情報工学分野のテーマであれば必ず、なにかしらの情報をコンピュータに処理させる必要が出てきます。このとき、扱いたい情報の本質を見抜き、適切に表現する方法にたどりつけるかどうか。たどりついたときの達成感は、難しいパズルが解けたときの爽快感に通じるものがあります。学生のみなさんには、研究活動を通じて情報工学の楽しさを味わうと同時に、物事の本質を見抜く力をつけてもらいたいと考えています。

学生の卒業研究

主な研究業績・最近の研究業績

  • XPath充足可能性を判定する多項式時間アルゴリズムの提案と評価, 情報処理学会論文誌, Vol.57, No.5, pp.1477-1488, 2016. (共著)
  • The Consistency and Absolute Consistency Problems of XML Schema Mappings between Restricted DTDs, World Wide Web Journal, Vol.18, Issue 5, pp.1443-1461, 2015. (共著)
  • A Secrecy Criterion for Outsourcing Encrypted Databases Based on Inference Analysis, IEICE Transactions on Information and Systems, Vol.E98-D, No.6, pp.1161-1165, 2015. (共著)

ページトップへ