現代では、インターネットやスマートフォンを通じて、世界中の情報が瞬時に手に入ります。しかし、言語や文化の違い、物理的な距離など、様々な壁が存在し、人々とモノとの繋がりはまだ十分に快適だとはいえません。
本学科では、これらの課題を解決するため、ワイヤレス通信、情報セキュリティ、ヒューマンインタフェース、コンピュータサイエンス、フォーマルロジックなどの分野を専門とする教員が、最先端の研究・教育に取り組んでいます。ワイヤレス通信はどこでも情報にアクセスできる環境を実現し、情報セキュリティは個人情報を守り安全な社会を支えます。ヒューマンインタフェースは使いやすいデバイスを生み出します。コンピュータサイエンスは情報の効率的な処理に役立ち、フォーマルロジックは誤動作しない情報システムの構築に必要です。本学科では、4年間のカリキュラムを通してこれらの技術を学び、社会で役立つ実践力を養います。
スマートフォンや PC の中身は電気で動作する電子回路であり、その仕組みを考えるのが電子工学の領域です。その電子回路の役目はデータを処理することで、このデータの処理に焦点を当てるのが情報工学です。
〔専門分野〕
応用数学
電子情報工学科では、電子情報工学を学ぶための基礎となる数学、物理学、プログラミングを学習した後、インターネットやモバイル通信等の情報通信システムに関する専門分野の技術を学びます。すべての人とモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)を基盤として、より便利で快適な社会(ソサイエティ5.0)を実現するために、通信機器や通信・情報処理システムの開発・運用等の分野で活躍できる人材を目指します。
現在は、情報通信技術の進歩により、人がいつでもどこでもインターネットにアクセスし、自由に情報にアクセス、情報を発信できる時代となりました。これがさらに進化したIoTは、人に加えてモノもインターネットに接続し、現実社会の情報をネットワークに取り込み、人工知能(AI:Artificial Intelligence)とも融合して、様々な新しいサービスを生み出していきます。次世代のモバイルネットワーク、ロボットや自動運転、無人店舗など様々な業務のディジタル化(ディジタルトランスフォーメイション)にも不可欠と考えられており、情報通信システムの開発、構築、運用や、セキュリティ、システム運用管理等ができる、幅広い電子情報工学の技術力を有する人材が不可欠とされています。
本学科では、2年次から3年次にかけて、電子工学と情報工学の基礎、電子デバイスの動作原理から大規模情報システムの基本技術まで、幅広い分野の技術を系統立てて学びます。4年次の卒業研究では、実際の電子情報技術の研究テーマに取り組み、学んだ技術を活用して課題発見能力と課題解決能力を養います。
主専攻および副専攻の技術を深く学ぶための素養を身につけます。具体的には、数学、物理学、プログラミングの講義と演習を通じ、理学の基礎的な知識と論理的思考能力を習得します。
必修科目である講義・演習・実習を通じ、電子デバイスの動作を理解するために必要な基礎知識、それらをコンピュータと接続する際に不可欠となる情報ネットワークの知識と技術を習得します。
選択科目である講義を通じて、電子情報工学の発展的な知識や技術を興味に応じて習得します。そして、電子情報工学演習や卒業研究を通じて、技術適用能力を完成させつつ、技術創造能力を育てます。さらに、副専攻科目と卒業研究を通じて、副専攻の分野と電子情報工学との技術統合能力を身につけます。
例えば、ネットワーク運用管理。データ分析技術を利用した不正通信検出などのネットワーク運用管理技術が身につきます。
インターネットショッピングやSNSでの情報発信など、ネットワークを介した活動を私たちが安心して行えるのは、様々な情報セキュリティ技術が私たちの大切な情報を守ってくれているおかげです。この授業では、情報社会に存在する脅威と、それらの脅威から大切な情報を守るための技術を幅広く学びます。