タイトル

南山大学数理情報研究科・数理情報研究センター オープン・リサーチ・センター
「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」
2011年度第4回公開研究会

 内容

南山大学数理情報研究科・数理情報研究センターでは、文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」として、研究プロジェクト「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」を行っています。その2011年度第4回公開研究会を以下のとおり開催いたします。研究者、実務家の方々の参加をお待ちしています。

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■日時:2011年10月29日(土)14:30〜17:40
■場所:南山大学名古屋キャンパスJ棟1階特別合同研究室(Pルーム)
     〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
     Phone/052-832-3111(代表)
     地図は以下のWEBページをご覧ください。
     http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html#01
■問い合わせ先:南山大学数理情報研究センター
〒489-0863
瀬戸市せいれい町27番地
Phone/0561-89-2081
E-mail/suuri-common@nanzan-u.ac.jp
■主催:南山大学数理情報研究科・数理情報研究センター
     オープン・リサーチ・センター
  共催:南山学会
■プログラム
<14:30−14:40>
文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」、「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」研究プロジェクトについて 
研究プロジェクト代表者 伏見 正則氏(南山大学客員教授)

<14:40−16:00>
「交通データウェアハウスの活用−ETC導入前後の混雑状況の分析−」
河野 浩之 氏(南山大学情報理工学部教授)
概要:
 現在、携帯端末やGPSロガーから得られる位置情報を活用したサービスが増加している。
我々は交通管制や都市計画に活用するため、位置情報を含む交通データウェアハウスの構築を進めてきた。本発表では、車両数・平均速度・空間占有率などの交通管制で用いられる各種交通パラメータについて述べ、現在の交通データウェアハウスに蓄積されているデータ、ならびに、データ処理方法について紹介する。また、実際の交通データウェアハウスから得られるデータを用いて、パトロールカー巡回状況と事故情報、ETC導入前後の混雑状況の分析などの活用可能性について述べ、より高度な交通データ処理を行うために必要となる技術的課題について考察する。

<16:20−17:40>
「全自動車ネットワーク化の実現へ」
時津 直樹 氏(インターネットITS協議会事務局長)
概要:
 自動車社会は大変革の時代を迎えようとしている。過去100年、自動車は自律した移動手段であり、そこに自動車文化が形づくられて来た。しかし今、情報・エネルギー社会と密接に結びついた新しい社会構造が形成されつつある。そのキーとなるのは通信であり、自動車をネットワークにつなぐ事であらゆる社会問題に対してのソリューションを提供することが可能となる。
 本研究会ではその状況を認識し共有する事で、新しい自動車社会の創出に向けた合意の形成を目指したい。

<18:30−20:30>
懇親会(懇親会に参加される場合のみ懇親会費が必要となります。懇親会費:6,000円程度を予定)
会場は当日ご案内いたします。懇親会にご参加の方は、数理情報研究センター
suuri-common@nanzan-u.ac.jp)宛てにメイルでご連絡ください。