航空機制御研究:ハロー軌道

制限三体問題とよばれる2天体(太陽・地球/地球・月など)から引力を受けて運動する 小物体(人工衛星)の運動を記述するものである。制限三体問題にはラグランジュ点(L1∼L5)と 呼ばれる5つの平衡点が存在している。この中で2天体と同一直線状に存在するL1∼L3点には、 ラグランジュ点に対して発散・収束せず運動し続ける解の集合である中心多様体の1つとして ハロー軌道が存在し、さらにその中心多様体として準ハロー軌道が存在する。 近年、制限三体問題の特異なダイナミクスとして周期軌道の不変多様体は注目を集めており、 それを利用した周期軌道への投入軌道について研究が盛んにされている。
私たちは、研究室で開発された手法を用いて、ハロー軌道、準ハロー軌道の計算から、ハロー軌道への 投入軌道計画、ハロー軌道間の遷移軌道計画について取り組んでいる。