2005年度卒業論文要旨集の発刊にあたって

南山大学数理情報学部数理科学科

学科長 高見 勲

数理科学科(来年度から情報システム数理学科と改称)は、 オペレーションズ・リサーチ、システム工学、統計学、情報数学を 4つの教育の柱とし、「数学とコンピュータを駆使して、社会の実際問題に 対して合理的な解決方法を考える人材を養成する」というのが設立の趣旨です。 数学は紀元前より論理的思考の基礎となる学問として発達してきました。 一方コンピュータは半世紀の歴史しかありませんがその進歩はめざましく、 今のIT社会の基礎となっています。本学科ではこれら歴史ある学問と最新の 技術を結び付け、新たな科学・技術の分野を創り、世の中の進歩と人材の 育成に貢献すること意図しております。本学科では3年生から専門領域を決め、 いわゆるゼミを行っており、3、4年生の2年間の研究成果を卒業研究として 纏めておりますが、本稿はその要旨を集約したものです。これをご覧に なった高校生の方で興味が湧いた方は本学科を志望下さい。 期待に応える教育を提供致します。また企業の方には本学科卒業生の能力を ご判断頂き、採用の参考にして下さい。この要旨集が世の中の皆様と本学科の 橋渡しになれば幸甚です。

2006年3月21日


このWebページは「2005年度卒業論文要旨集」(2006.3.21 南山大学数理情報学部 数理科学科) として発行されたB5版冊子の内容をそのままWeb上で公開し ているものです。

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数理科学科 卒業研究発表会実行委員会 < gr-thesis@ms.nanzan-u.ac.jp >