編集後記

数理情報学部数理科学科では、経営学部情報管理学科の精神を受け継ぎ、 卒業研究を重視しています。 そのため、学生は卒業論文を提出するだけではなく、卒業研究を発表する 必要があります。 人前で発表するのは勇気のいることですが、今後社会に出たとき必ず 役に立つと思っています。 そういった学生の努力を広く知られる形として残すためこの卒業論文要旨集は 刊行されることになりました。

多くの卒論生は、就職活動で多忙な中、卒業研究のための時間を捻出して がんばってきました。 就職活動が一段落しはじめた夏休みごろから卒業研究も本格化し、 それまでの成果をまとめて中間発表を行いました。 その後、中間発表で指摘された点を改善しつつ、卒業研究の質を高めて 卒業論文を完成させたわけです。 1月25日に開催された卒業研究発表会では、ほとんどの学生がしっかりした 発表をしました。 この冊子に掲載されている要旨は,発表会用の予稿を元に 1テーマ2ページずつ(共同研究の場合は2×人数 ページ)にまとめたものです。 これをご覧いただければ、学科での教育状況が分かってもらえるでしょう。

最後になりましたが、中間発表、卒論発表会、要旨集作成に ご協力頂きました教員、事務職員の方々に感謝いたします。

2006年3月21日

卒業研究発表会実行委員会
佐々木 美裕
稲川 敬介
冨田 誠


数理科学科 卒業研究発表会実行委員会 < gr-thesis@ms.nanzan-u.ac.jp >